Suzusan presents “Shibori”

ミラノファッションウィーク期間中、「Suzusan」としてドイツ・デュッセルドルフを拠点に活動する絞り職人アーティスト村瀬弘之氏が、絞りの実演をミラノ中心地にあるブティック「Banner」で披露した。

名古屋市内郊外の小さな町、有松で400年に渡り伝わる染色技法、有松鳴海絞り、最盛期では100種類以上の技法を生み出していたが、現在では半分以上の技法が姿を消している。絞り職人の実家に生まれた村瀬氏は、ドイツでアートを学び、絞りの技術と融合させたアート活動を2008年から行っている。

ブティックには、洋服やショールなど絞りデザインのコレクションが並び、訪れていた人達はその技術に、感嘆の声を上げていた。

2024年3月3日  カテゴリー: Topics